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ユキコログ

1985年生まれ。2016年12月に1年間のカナダ・ビクトリアでのワーキングホリデーを終え、現在は中南米を気ままに旅行中。

いちばん最初の『私、人見知りなんです』の言葉に込めた、自分を守る保険が透けて見えるんだよ

考察、思うこと

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おそらく、私は人見知りをしない部類の人間です。
自分から声をかけることを恐れない方だし、ある程度の雑談も無理なくできます。

コミュニケーション力があるよね、と人から言われることもあります。
そう言われると、素直にとても嬉しいです。

 

でも、昔からこうだったわけじゃないです。
30年足らずの短い人生ですが、その中で身につけてきたものなんです。

 

人見知りを通り越して、他人が面倒だった頃

むしろ昔の私は、人見知りをするタイプの人間でした。
人見知りすらも通り越して、他人と接するのが面倒だったのを覚えています。

どちらかというと、明るくて場の雰囲気を盛り上げてくれている人を冷めた目で見ている、そんな人間でした。

 

何でそんな風にしていたかと言うと、今ではあまりわかりません。
ただ、見栄っ張りで格好つけな自分がいたんだと思います。
斜に構えて余裕ぶって、人を内心で小馬鹿にして、自分の本音は隠して。
そんな自分の方が格好いいと本気で思っていたんでしょう。

…うわあ。この人、痛い!笑

 

 

面倒だったんじゃない。周囲の環境に甘えていただけ

そんな私は、高校は中学の同級生がほとんどいない学校に進学しました。

今までは自分から動かなくとも、誰かが仲間に入れてくれました。
何も言わなくても私のことをわかってもらえていました。
保育園や小学校からの、10年来の知り合いが今まではたくさんいましたから。

 

知っている人が誰もいない教室の中では、自分の存在が消えることも簡単でした。
いじめや仲間外れはなかったですが、今までにはなかった壁を感じることが増えました。

 

私は他人と接するのが面倒なんではなく、ただ甘えていただけだったんです。

初めてに近い、自分で自分の居場所を作る作業。
今までのように周りまかせな、受け身の自分では絶対にできないものでした。

自分から自分をさらけ出して知ってもらい、人との関係を築いていくようになりました。
昔の自分が冷めた目で見ていた人たちを参考してみたりもしました。
参考にするだけで、真似はしないように。あくまでも私の気持ちを大事にして。

 

そうしたら、昔よりも少し生きやすくなりました。

人と接するのがおっくうではなくなりました。
明るくて楽しい人たちが、私の周りに増えました。
笑うことも多くなりました。

本音を話せる人ができました。

 

 

そんなこと言われても知らないよ…

前置きが長くなりました。

こうやって人見知りを克服(というか、性格矯正?笑)してきた私にとって、『私、人見知りなんです』といちばんはじめに言われた時、こう感じるんです。

 

そう先に言ってしまっておくことで、自分に保険かけてるつもりなの?

そりゃあ、最初に自分は人見知りだって伝えておけば自分の気はラクです。
うまく話せなくても、相づちがうてなくても、話が盛り上がらなくても、私は人見知りだから仕方ないでしょってことですよね。

 

私は、本当に初対面の人から、いの一番にこう言われるのはあまり好きではありません。

正直、いちばん最初にそう言われても『知らんがな…』としか思えないんです。
この場がいまいちなのは自分の中身がつまらないからじゃない、人見知りのせいだからね!って言われている気分になっちゃうんですよね。
なんなら最初にそう言われてしまった私は、そんなあなたを気遣いながらこの場を過ごさなきゃいけないんですか?とまで考える。

ふふふ。ひねくれてますねー、私。笑

 

そんなことわざわざはじめに言わなくても。
最初のあなたと私の距離は、このくらいなんだなって思うだけなのに。
仲良くなりたいと思ってくれるその気持ちを、伝えようとしてくれるだけ十分なのに。

そういう風に、思ってしまうんです。

 

 

自分の殻を割るのが、ほんの少し気恥ずかしいだけ

人見知りをする理由はそれぞれだと思うんですが、ひとつだけ言えることがあります。

 

それは、もっと自分をさらけ出して人と接してもいいんじゃない?ってことです。 

人見知りをする人って、その場の空気が悪くなることや相手が気を悪くするんじゃないかということを気にし過ぎる人が多いように思います。
だから自分から話したり、会話を続けるのが苦手に感じてしまうんじゃないかなあ。

さらにはそれが、自分を取り繕ってしまいがちになることにもつながっていると思う。

そんなこと考えずに、そのままの自分で人と接した方がはるかにラクで楽しいです。

いいじゃないですか。
ちょっとくらい話が盛り上がらなくても。
気のきいた相づちがうてずに、少しくらい気まずくても。

それができない(かもしれないと思っている)自分に保険をかけて人と接するより、そのままの自分でいる方が、ずっとずっと素敵です。
それに、最初からそのまんまの自分で接していれば、後々のお付き合いもとってもラクになります。

 

自分の殻を割ってもらうの待つのではない。
最初から中身を見せてしまっていれば、こんなにラクなことはないですよ!

短い人生だもん。
他でもない自分を奥に押し込めて誰かといても、そんなのちっとも楽しくないよ。