ユキコログ

1985年生まれ。2016年12月に1年間のカナダ・ビクトリアでのワーキングホリデーを終え、現在は中南米を気ままに旅行中。

ありえないお客様に出会った話。大学時代、和菓子屋でのアルバイトにて。

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季節はすっかり夏ですね。

私は、毎年この時期になると思い出すことがあります。
大学時代にアルバイトをしていた、某和菓子屋さんでの出来事です。

 

図々しいを通り越した、『ありえへん…』と思ったお客様の話。

 

お盆前の暑い日に起こった出来事でした

私がアルバイトしていた和菓子屋さんは、お中元やお歳暮の時期になると『宅急便送料無料キャンペーン』をしていました。
ただし、店内のお菓子を3000円以上お買い上げし、そのお菓子を送るお客様のみが対象です。

その図々しいお客様もこのキャンペーンをご利用されました。
3000円ぴったりの詰め合わせをお買い上げし、宅急便で送ることを希望されました。

何のための送料無料って、そりゃお買い上げいただいたお菓子を送るためですよ。
ちょっとした小物やお手紙くらいなら快く同封しますけど、常識の範囲内っていう暗黙の了解もありました。
あくまでもお菓子を送ることがメインです。

当然ですよね。

 

でも、そのお客様ってばね。
でっかいかけ布団サイズの毛布のようなものを、同封して欲しいと言ったんです。

同封ならまだいいんです。

あろうことか、『あ、お菓子は持って帰るから。入れないで』と言われたんですよ。

 

つまり、どういうことかわかりますか?

この人、和菓子屋さんのサービスをタダで利用したんですよ。
配送業者代わりに使ったんです。
個人的な配送の送料を、和菓子屋さんに肩代わりさせたんです。

 

 

ええええぇ…。

その時はベテランのパートさんと一緒にシフトインしていたんですが、ベテランパートさんもはじめての経験だったらしくって。
ふたりであんぐりと、そのお客様のお帰りをお見送りしてしまいました。

理解するのに少し時間がかかって、ようやく『うわ、あの人最低なことしてった!』と気付きました。

 

 

お客様は神様なんかじゃない

一応、ここではこの人のこともお客『様』と言ってはいますけどね。

この件はものすごいインパクトがあって、いまだに私はこの時期に思い出すんです。
それで、思うんです。

お客様は別に神様でもなんでもないんですよね。
むしろ、一緒にその空間を作り上げる対等な立場であるはずなんですよ。
あくまでも提供されるサービスに対してのみ、対価を払っているだけのはずですから。

お金を払っているからって、何でも言うことをきくのが当たり前なわけないんですよ。

 

少なくとも、こんな風にサービスを提供する側の人への誠意も何もない人に対して、頭を下げる必要はどこにもありません。

自分のことだけ、自分の利益だけを考えている人は、こんなにも『ああ、愚かだなあ…』と周囲に感じさせるんですね。
本当にすごいお客様でした。

そんな夏の思い出です。

 

私は絶対、こんな人間にはならないけどね!