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ユキコログ

1985年生まれ。2016年12月に1年間のカナダ・ビクトリアでのワーキングホリデーを終え、現在は中南米を気ままに旅行中。

『おひとり様物語』こんな自分はわりと好き、だけど時々ちょっとさみしくなる。

 

お久しぶりの漫画紹介ブログです。

最近は『おひとり様』という言葉もずいぶんと浸透してきましたね。 

ちなみに私は居酒屋くらいまでならおひとり様で入ります。言葉が流行る少し前くらいに、ひとりカラオケも試してみたこともありました。

余談ですが、私にはひとりカラオケは楽しめませんでした。誰かが歌っている間の適度な休憩、あれがかなり喉を休める効果があるんだなあと、その時に実感したことを覚えています。

 

……余談が長い。

それはさておき。

今日はそんな、『おひとり様』へスポットをあてた素敵な漫画をご紹介します!

 

『おひとり様物語』谷川史子

作者はりぼんっ子ならおなじみ、漫画家の谷川史子先生

yukikolog.hateblo.jp 


そんな谷川先生が書かれているのが、この『おひとり様物語』です。

おひとり様物語(1)

おひとり様物語(1)

 

 

ひとつの長い連載ものではなく、基本的には1話完結スタイルでさくさく読めます。それぞれのお話で登場してくるキャラクターが全然違うので、お気に入りのエピソードを選ぶのもよいですね!

タイトルはおひとり様とくくられていますが、出てくるキャラクターたちは本当に様々。

こちらは第一話の冒頭なんですが、これは一般的なおひとり様女子のイメージにいちばん近いんじゃないかと思います。

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(『おひとり様物語』1巻より引用)

 

 独身。彼氏なし。ついでに年代はギリギリ30ではないアラサーってあたり。自分が好きなものにちょっとこだわりを持って揃えているこの感じ。そしてそんな自分が結構好きだったりする、こんな女性。

でもそんな自分がたまにちょっとさみしくなる、そういう女性。

まさにおひとり様女性のイメージそのまんまだと思いません?(テレビと会話することとか、わかり過ぎていやになるわ…。笑)

 

そんなおひとり様を満喫する久里子(くりこ)さん、お休みの過ごし方はこんな感じ。

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(『おひとり様物語』1巻より引用)

 

超☆満喫している久里子さん。

おひとり様行動が好きな人ならけっこうあるあるなんじゃないでしょうか。 

自分の好きなことだけをして過ごせる休日。タイミングもなにもかも、誰かに気を遣うことなくできるひとり行動。

気になってたご飯も映画も、さくっと行けるこの感じ!

あぁー…わかるわぁ……。

 

これこれ、この過ごし方、最高なんだよね!

私も映画はひとり派だよ久里子さん!買い物なんかもひとりの方が気楽だよね久里子さん!!

気になるお店にふらーっと入るのは、やっぱりひとり行動中に限るよねえ!!

 

基本的には1話ごとに完結していきますが、他のお話とすこーしずつ繋がっている世界観をうまく表現されるのが、谷川先生のワザ。 

例えばこの2つは別のお話なんですが、時間軸は同じで別の視点から見たお話になっています。

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(『おひとり様物語』2巻より引用)

 

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(『おひとり様物語』3巻より引用)

 

上が第十五話の中の1ページ。ここでクリーニング屋の奥さんと駆け落ちしたインストラクターの男の子が、下の第十九話で登場したりします。

ちなみにこの第十九話も私のお気に入りです。こういう曜子さんみたいな、しっかり自立した女性のふと見せる弱さにぐっとくるんですよね…。

曜子さんは、その駆け落ちしたインストラクターくんのことを思って、ふと涙を流すんです。そういうね、こらえた涙がこぼれる瞬間とかね、たまりませんよね。

 

そうそう、『おひとり様物語』といいつつ、厳密にはおひとり様でない主人公もそこそこ登場します。ちなみに男性が主人公のお話もありますよ。

 

 

主人公たちが抱えているもの

そんな主人公たち全てに共通しているのが、どこかさみしさを抱えているっていうこと。

第一話の超☆満喫していた久里子さんだって、ふとした時にさみしさがよぎる。こんなに自分の好きなことができて充実しているのに、どこか満たされない。

谷川先生は、そういう誰もが心に抱えるぽっかり空いた部分を描くのが、本当にうまいと思うんですよね!

 

さくっと読めて、きゅんときたりじんわりしたり、ほんの少しさみしかったり。それでも、全てのお話の中にはめいっぱいの優しさとあったかさがつまっています。

絵のふんわり感とあいまって、ほどよくほっこりした気持ちにさせてくれますよ。

おすすめの漫画です。

 

おひとり様物語(6) (Kissコミックス)

おひとり様物語(6) (Kissコミックス)

 

 現在既刊は6巻まで。 

 

 一気買いもいいですね!

この漫画も刊行ペースが比較的ゆっくりで、買いやすくて助かります。